商品説明

食通のパラダイス ヨーロッパを巡る料理とグラフィックの旅行記 ジム・ハイマンの新刊『Menu Design in Europe』は、19世紀初頭から2000年代末までのヨーロッパのメニューが数百点掲載されており、食欲をそそる内容である。 大陸料理の歴史であると同時に、グラフィックスタイルの広大な調査でもある本書は、食通とデザイン愛好家の欲求を満たす1冊となっている。 フランス料理は、ヨーロッパ大陸に広がる食の楽しみの雛形となった。 19世紀、レストランが増え、外食をする機会が増えるにつれ、より正式なメニューが求められるようになり、豪華なものからシンプルなものまで、さまざまなメニューが印刷されるようになった。 これらのメニューは、単なる料理の説明書ではなく、思い出に残る食事の体験を表すものであり、時には食事そのものと同じくらい丁寧に、細部にまで気を配って作られてる。 グラフィックデザイン史家のスティーブン・ヘラーによるエッセイと、エフェメリスト・古書ディーラーのマーク・セルバッジオによるキャプションが特徴の本書は、著名なコレクターや施設のメニューを掲載し、2世紀にわたる料理の伝統の歴史資料と豪華なビジュアルを堪能できる。

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